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妊活の基本栄養素 其の1

 

 高タンパク + 低糖 (ホルモンの材料となる脂質を確保は大前提) が採卵や移植に影響にする。

 

 

 これ・・何の絵に見えますか?

 

 妊活の基本栄養素です。

    

 ビタミンE・ ビタミンC・ビタミンD3などのサプリメントを摂取している人が多いと思いますが・・・

 バランスって大事です。

 

  例えば 骨代謝の観点でもビタミンDは重要です。

         骨の中には、カルシウムとリンがストックされており、必要に応じて、骨はみずからの骨を溶かして、血液の中にカルシウムとリンを流し込んで

         全身に送ってゆきます。  血液を作っているのは「骨」です。

 

     ビタミンD3なども、上限に達すればもうそれは必要以上はいらなくなります。

     ビタミンEなども、 ビタミンCと同時接種しなければ吸収率もガクンとオチます。

 

  また、 子宮内膜症の人が、過度にビタミンEを摂取しすぎると、E2の血中濃度に影響もあります。

      

  また、 通常はE2が250pg/mL(トリガー前)あたりで卵子は卵胞の中で成熟するのですが

       AMHが低い人は、とてもとともそのE2の数字では卵子が成熟しないので、

       卵胞一個あたりのE2が@550程度になる高齢患者さんも普通にいます。

       そんな人が、採卵にいいからビタミンE2を不自然に摂取したら・・とたんにホルモンバランスを崩します。

 

       移植の時も、同じAMHが低い人がビタミンEを取りすぎると内膜のホルモン環境に影響が出てきます。

       仮にPGT-A(着床前診断)で正倍数性の卵(染色体の数に異常がない受精卵)を万全に戻しても・・・

       30%は卵以外の要因(子宮の問題)がからんでくるから、着床というのはまだまだブラックボックスなんです。

 

 

 【絵の説明】

  直感的にわかるように絵を作りました。

 

  D3は骨と関係しています。 矢印をみて追いかけていってみて下さい。

  骨は、カルシウムの「質屋」です。

 

 

  お願いすると、骨はカルシウムを溶かして血液に流してくれますし、また カルシウムと貯金もしてくれますね。

  カルシウムの吸収バランスをよくするのが、P(リン)です。 ノリやチーズに入っていますね。

   子宮筋腫の人とかが、よかれと思ってチーズをたくさん食べたら・・

   P(リン)がテコになって3つの丸を動かしてE2が変な動きをして

  E2が子宮筋腫に行ってしまいます。 これも怖いですね。

      

  子宮内膜症・子宮筋腫・チョコとかは、カラダがサインを出しているものと考えてはいかがでしょうか?!

  それがわかって・・バランスをとる食生活をする。

 

  これがこの絵を作った目的です。 もっとも作ったのはもう10年近く前なので

  私のクライアントさんの中には、この絵覚えている!!と記憶が残っている人もいるかも知れません。

 

  この絵で一番大切なのは、3つの円を支えているマグネシウムです。

  日本人は、ビタミンEの吸収率が良すぎるので・・子宮筋腫やチョコやPMSが多いのですが

  昔の人は本能的にそれを知っていたのでしょうか? 雑穀を食べてマグネシウムを補給していたら

  貧困から安い食材としてマグネシウムをとってきました。 

 

  

 

  

 

  マグネシウムの欠乏は、以下と関連しています。

 

    ①血圧上昇         →  高齢で妊娠すると高血圧が怖いので今から注意!

 

    ②血糖代謝低下       →  移植前のクリニック検査「FOMA検査」でひっかかった人は注意

 

    ③動脈硬化促進       →  凝固性検査大丈夫ですか?着床するとカラダは一気に血が固まりやすくなりますよ。

 

    ③脂質代謝異常       →  脂質は、卵子の細胞膜と関係しています。高齢の方は細胞膜が弱いので

                     いい卵にならなかったり、良質なコレステロールからDHEAが十分につくれなかったり

                     します。

    ④虚血性心疾患       →  心疾患は、なによりも怖いです。夫婦で強い心臓と血管が長生きの秘訣。

 

 

 

   


ビタミンEとカルシウム(Ca)の関係

 

この3つのサークルのバランス。

 

深夜のサプリ販売のCMを見ていると・・感覚が鈍くなっていきます。 

 

普通に健康になると食事バランスと、 生殖医療でいい卵を得る食事バランスは、トーンが少し違うのです。

 

健康番組の情報や、新聞の広告にスポイルされる理由は、生殖医療の基本を知り、リスクを知ってから栄養素を考えた方が近道です。

 

 


エストロゲン様とエストロゲンは違う

 

 

   「エストロゲン様」というのは、「エストロゲンに似ている」ということ。ドラッグ・クィーン(左図)みたいなものです。

 

    エストロゲンとは、E1・E2・E3と3種類ありますが

 

    皆様がクリニックの採血でホルモン値(血中濃度)を測ってもらっているのは

  

    E2(エストラジオール)です。

 

    E2は肌とか髪の毛とか細胞に潤いを与えるので「美のホルモン」と呼ばれています。

 

    「エストロゲン様」と「エストロゲン」では作用点が違います。

 

    その為、「エストロゲン様」の食事やサプリメントをとりすぎると、不思議なことが起こってきます。

 

    

    エストロゲン(=E2)というホルモンは、エストロゲン受容体(=ER)と凸凹が組み合わさって、初めてE2の作用を

  

    ゲノムレベルで作用し始めます。  本物のE2と、E2様の区別があまり・・ERは出来ないのでどっちでもいいから

 

    くっついてしまいます。 そして、以下の二つの卵胞が生まれてきます。

 

     

    

左のYELLOの卵胞: 中にE2という液体が溜まっていると想像してみてください。

 

               卵胞の大きさと、中に分泌されるE2の水位(=血中濃度)が合わないケース

               

               E2の水位を高くしているのは、脂肪経由で出ててきたE2様のホルモンが多い。

 

               その為に、卵胞の大きさの割にはE2が高すぎるというパターン。

 

               卵胞の大きさやE2は高くて立派だけど、 卵子の成熟においては疑問が残り

 

               変性卵や空胞になるケースがあるリスクも有する。 

 

 

     右のWHITEの卵胞: 卵胞の大きさと、中に分泌されるE2の水位(=血中濃度)が合うケース

 

               脂肪経由ではなくて、本当のE2が「2セル2ゴナドトロピン作用」によって産生が行われている。

 

 

               卵子の成熟にも問題がないということ。

 

 

二つの卵の違いを絵にすると・・・

 

 

いくらイソフラボン等が、「エストロゲン様」だからと言って、化学式が本物のE2に似ていると言っても

 

とりすぎ過ぎはいけない訳です。 

 

豆腐や納豆や豆乳なども、タンパク質(妊活に必要)でいいのですが・・ある一定のデッドラインを超えると

 

ドラッグ・クィーンたる偽物のE2が、本物の女性になろうとしてきます。 ゲノムのレベルの話では

 

ER(=エストロゲン受容体)に結合する割合が高くなり、本物のE2押しのけてゆきます。

 

そうすると・・卵胞チェックにおいてもE2の高さと、卵胞経が合わなくないます。

 

 

★ よかれと思った摂取してきたイソフラボンの過剰摂取や、動物性のプラセンタ-など過剰投入が、デッドラインのトリガーに

 

  なってゆくのです。

 

★ タンパク質を大量に採ると・・体内のカルシウムが体外に排出されてゆくので

  妊活でタンパク質中心の「高タンパク + 低糖 (但しホルモンの元になる脂質代謝を落とさないこと)」を実現しないで

  タンパク質ばかりに意識がむくと・・

  女性になりたくてなりたくて仕方がなかった かつての「IKKOさん」ようになってしまいます。

 

  

 

そのブレーキをかけるのが・・ カルシウムなのです

  

 

カルシウムは、IKKOさんを立ち返らせたカルーセル麻紀さん

分かりやすく言うと・・

 

カルーセル麻紀さんのように・・自分もなれるのだと思って

 

女性になろうとして若い頃に、

 

そればっかり目指した「IKKO」さんが・・

 

実際の世界を知っているカルーセル麻紀さんに、

 

厳しい一言を頂いて目が冷めたことに似ています。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたは、女にはなれないの!

 

  ニューハーフが分かっていない!」

 

 

               by  カルーセル麻紀 


日本食を見直す! 理詰めで整合性がある

 

Q: 豆腐の上に何気なくふりかかっているカツオ節の意味はなんですか?

 

A: カツオ節は、カルーセル麻紀さんです。 豆腐は畑の牛肉を自称する自信満々のIKKOさん。

 

   食べたタンパク質は、アミノ酸レベルまでバラバラに分解しなければ栄養として吸収されずに「脂肪」に転嫁されていまいます。

  

   そして、偽物のE2として・・あなたの卵胞の中に現れる。 怖いですね。

 

 

   そうさせない為の役割を果たしているのが、「アミノ酸分解酵素」です。

 

   良い卵子をとる為のキーワードがこの、「アミノ酸分解酵素」なのです。

 

   アミノ酸分解酵素の活性が、メチオニンとトリプトファンによって一気に増大します。

  

   

   そして、メチオニンとトリプトファンを多く含む食材こそが、「カツオ節」なのです。

 

   まだ医学が発達していなかった、江戸時代の日本食はとても理詰めで整合性があったのです。

 

   長屋に売り歩く豆腐屋さんに走りより、

 

   貧乏でもカツオ節をパラパラとかけて・・ 血液をさらさらにする「アリシン」を含む長ネギを刻み

 

 

   こどもたちは、それでご飯を食べて、お父さんは、冷奴で安酒を飲んでも肝臓をまもっていた。

 

 

 

   無意識にトリプトファンとメチオニンを接収することで

 

   貧乏で質の悪いタンパク質が原因で、他のアミノ酸の活性を一気に低下させてしまうことを直感的に

 

   江戸の町衆は知っていたのです。

 

 


マグネシウムが豊富な・・雑穀

 

 

  江戸の食文化、日本食の整合性を話してきたので、今度は、海外の話です。

 

  江戸時代も雑穀と芋は主食でしたが・・海外はどうでしょうか? ものすごい雑穀たちが列挙しています。

 

  インカ帝国の超古代文明からの「叡智(=サイエンス)」です。

 

 

 

 

   カルシウムは、ビタミンEの吸収促進効果があります。

 

   タンパク質とアミノ酸分解酵素という働きの土台になるのが

 

   「Mg:マグネシウム」になります。

 

 

   

   土台がしっかりとしていたら、転がりやすい栄養素が

 

   しっかりと根をはります。

 

   卵質の基本となるのは、やはりマグネシウムです。

 

 

 

 

 

 

数年前の雑穀ブームではやったアマランサス(南米)を覚えていますか?

 

南米のソウル・フード「アマランサス」  成城石井が主力商品ライナップに並べて売り切れ続出でしたね。

 

アステカ・インカ文明のご飯だったことも有名ですが。 

私の通っているカトリックの教会ではペルーから来られている方がいるのですが、約9割弱がローマ・カトリックです。

スペインの植民地だったからですね。

 

その方が言っていましたが、子供がほしい時は昔から、アマランサスを多めに食べるそうです。

まだ スペインが上陸する前のずっと昔、さらに昔の先住民の智慧だそうです。

 

美味しいのオススメです。 理論派の方は一番マグネシウム濃度が高いものをオススメしますが・・「なまこ」です。

 

料理は頭で食べるものではないですが、頭でなまこを食べられる方は尊敬します。 私は無理です。

 

マグネシウムは、キレート剤として作用する

着床を阻害する重金属
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キレートとは「解毒作用」のことです。

 

カラダの中には、知らないうちに有害重金属が入ってきています。

 

左の絵のように「鉛」などの重金属を食べてしまっています。

 

それを除去するように、マグネシウムは働いています。

 

詳しくは、こちらをご覧になって下さい。

 

 

  卵質の話になります。

 


 

 今日は、この辺まで。 

 

 

 

 妊活の基本栄養素シリーズは3部構成になっています。

 以下の絵をクリックすると、当該記事へのリンクになります。

 

妊活の基本栄養素  その1

  +

妊活の基本栄養素   その2

  +

卵質を下げない     妊活の基本栄養素