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カフェイン依存・カフェイン中毒 妊活

 

ハロウィンが近づいていますが・・若者たちのエナジードリンクにアルコールを混ぜた”依存性カクテル”をカブ飲みして一晩中騒ぐのも

 

東京の町の風物詩なのでしょうか?!

 

妊活でカフェインに敏感な人もいると思います。

 

特にコーヒーにコダワル方は、ドリップの旨さが基準になっているので、デカフェとか許せないと思っている人もいると思います。

 

 

 

今日のテーマは、「カフェイン中毒」です。

 

小難しくいうとカフェインによるアデノシン受容体アンタゴニスト作用がトリガーです。

 

アンタゴニストとは、生体内の受容体分子に働いて神経伝達物質やホルモンなどの働きを阻害する薬のことです。

 

不妊治療でアンタゴ、アンタゴニストとか一般的に聞く言葉なので、排卵を阻害するというイメージを自然に持っている人が

 

多いと思います。

 

カフェインの話に戻しますが・・

 

アデノシンA2a受容体は大脳皮質、海馬、冠血管、肺、血小板など生体内の幅広い部位に分布しています。

 

その生理機能は、神経活動の制御、血管拡張、内蔵平滑筋の弛緩など多岐に渡ります。

 

カフェインは、この生理機能にブレーキをかけます。

 

コーヒーやエナジードリンクにに含まれるカフェインはアデノシンA2a受容体のアンタゴニスト剤であり、

 

アデノシンの結合を阻害することにより睡眠覚醒作用を示すので、ハロウィンで徹夜で騒いでも眠くない。疲れないという効果を

 

狙って若モノたちは手にするのでしょう。 アルコールを混ぜて更に強いものにする。

 

睡眠覚醒作用だけではなく、そのアンタゴ役のカフェインは、神経系や循環器系も興奮させるから疲れないんですね。

 

だから、コンビニでは長距離トラックの運転手さんたちが手を伸ばして頑張って仕事ができる。

 

 

 

でも、カフェインの過剰摂取になりやすいのは、その効果が習慣になってしまうからです。

 

そうすると「依存」を形成してきますよね?

 

 

★ カフェインと言えば、コーヒーとエナジードリンクが日常的に身近にあるのでそのカフェイン含有量を表でごらん下さい。

 

  

コーヒーの中のカフェイン含有量

コーヒー抽出方法の違い

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カフェイン含有量(237mL中)

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 ドリップ(自動)  145mg
ドリップ(非自動) 124mg
エスプレッソ 50~75mg(30ml中)
デカフェ 2~3mg

市販飲料の中のカフェイン含有量

市販飲料

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カフェイン含有量(1製品中)

_____________

 缶コーヒー(185ml) 92.5~159.1mg
栄養ドリンク(50~80ml) 30~50mg
目覚め効果を謳ったドリンク(50ml) 100~150mg(30ml中)
エナジードリンク(150~200ml) 79~179.2mg

★引用:佐藤洋: 食品安全委員会資料「カフェインは危ない?ー コーヒーを科学する ー  2014.10.2   


海外では??

イギリスでは政府のアドバイザーがエナジードリンクはドラッグ並に有害であり、

未成年の学生たちの飲用を禁止すべきだとの警告まで行われています。

 

理由としては、エナジードリンクに含まれる大量の砂糖とカフェインが子どもたちを行動過多の状態にし、

コントロールを困難にしているとのこと。

 

実際に500mlのエナジードリンクの中にはティースプーン13杯分の砂糖と、

コーラ4缶分に当たる160mgのカフェインが含まれているものもあります。

 

出典

エナジードリンクはドラッグ並みに有害で未成年者は飲用禁止にすべきとの警告 | BUZZAP!(バザップ!)

 

 


妊活中のカフェイン摂取量

 

以前、論文を調べてみました。

Caffeine Intake and Delayed Conception: A European Multicenter Study on Infertility and Subfecundity (カフェイン摂取による妊娠の遅れ:ヨーロッパ不妊施設による他施設研究)これはスペイン、デンマーク、イタリア、フランスなど多国籍の研究者達がデータを解析し、1997年にAmerican Journal of Epidemiology誌に報告した論文です。もう20年前の論文ですが、参考になると思いますので紹介します。

 

【対象】25~44歳の女性3187人を調査して妊活を始めてから自然妊娠するまでの期間をコーヒー摂取量と共に調べた。

 

カフェイン摂取量が1日500mg以上の群では、妊娠していない方の割合がやや高い事がわかるという報告でした。

一方300~500mgの群では、300mg以下の群とほとんど差がない。

 

 

論文の結論は、カフェインの取り過ぎは妊娠までの期間を延長させるというものであり。

そのカフェインの摂取量は、500!

カフェイン500mgといったらコーヒー6,7杯程度になります。

 

妊活中方で、そんなにコーヒーを飲む人はあまりいないと思います。私は。

 

またエナジードリンク換算をすると500mlを3本です。

そんなにエナジードリンクを飲んでいたら、カフェイン中毒になる前に糖尿病になってしまいます。

HOMAーRがどの位になるのか?想像してみてください。

 

 


まとめ

 

カフェインには、いい面もあり、とりすぎのよる悪い面もあります。

オレンジの部分をご覧ください。 イライラがとれたり、頭がすっきりしたりするのがカフェインのメリットです。

 

でも・・

薬物には変わりないので、とりすぎると牙を向きます。

とりすぎという言葉を、専門用語にかえると「薬物乱用」ですね。

その結果・・「薬物依存」というサイクルになってゆきます。

 

もっとも、カフェインを少しとりすぎただけで、「薬物乱用」ですね?なんて言われたらカチンと来ますよね?(笑)

 

最近、眠れなくて睡眠に苦労している私は、夜はカフェインはとりません。眠れずに朝おきられないのが辛いからです。

朝まで楽しみはとっておきます。

それと、アルコールで眠ろうとするのもいけないです。  

 

医学的にはですが・・人間はそんなに賢くないので、私はほどほどが一番だと思っています。

明日 死んでしまうかも知れないからです。

 

体に悪いことを全部排除していたら、ストレスフルになってしまい真逆になってしまうからです。