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TOKYO TOUR :ルーベンスか再び・・ルオーか?


《お知らせ》

       今週の土曜日12月8日は、オフィスをお休みにします。

 

なお、電話とメール等は通じますので 会員の方はクリニック等の相談にはいつでも応じますので宜しくお願いします。

 

 


 

私の友人(25歳の優しいハーフの青年)を東京案内をするのお休みにするのですが、

「おばさんと、いとこの小学生も連れていっていいですか?」と彼がいうので、私は快く受け入れました。

 

 おばさん(私よりも年下だと思います)とその小学生は、日本人の血は入っていないのですが・・友人の母親が早くなくなって

しまったので、母親代わりに育てくれたようです。

その二人は敬虔なるカトリック教徒なので、(私もそうなのですが) 本国では聖母マリアを熱烈に崇拝するお国柄なので

聖母マリアに関する日本で1番有名な教会と、それに関する美術館につれていこうと思ってます。

 

 

 

 

彼には、みんなが持っているものがないのです。

 

彼には、両耳がないのです。

 

自分で両耳を切り取ってしまったから。

 

 

 

 

それほど、追い詰めれた生活を余儀なくされた経緯があるのです。

父親とも疎遠になり、母親の愛を早くになくした子たちは、落ちてゆくところはすごい世界になります。

彼はルックスが抜群に良かったので、東京のどこの街に落ちていったのか?想像をするの簡単なことでしょう。

そこには相応の人間関係もあり・・色々悩み抜いて出した決断が「耳を切断する」ということだった。

 

すごく頭がいい子で、知識欲も旺盛だったから、たぶん耐えられなかったのだと思います。

流されてゆく自分が許せなくて・・。我慢せざるを得ない自分が許せくて・・。

 

私が(頼るべき母親の愛がない)彼を、彼の母の国(信仰)のルーツにつれていきたいと思ったのは半年前でした。

そして、

東京ツアーのプランだけを提示して、彼が自力で立ち上がってくるのを半年間ずっと待っていました。

 

※ この文章は、患者さんの話ではなくて、私の友人の話です。

 

 

 

 

私も半年間、待っていたかいもあり、やっと彼が連絡をしてくれたので実現しました。とても嬉しいです。

 

最初にいくところは、ここです。

 

 

 

東京カテドラル聖マリア教会

 

東京タワーが出来た「ALWAYS三丁目の夕日」の頃に、出来た東京の教会です。

建造物としても東京で有名であり、広島記念公園や東京都庁、お台場のフジテレビの建物を立てた天才建築家である

丹下健三氏のデザインです。 東京の椿山荘ホテルの隣にあります。

 

 

 

  東京カテドラル聖マリア大聖堂

 

      ↑ CLICKで詳細

 

  空からみると、大きな「十字架」が浮かびあがります。

 

  広島の記念公園をデザインする時にヘリコプターで下見をした

  丹下氏が、東京の街を広島のようにしたくないという思いから

 

  原爆を積んだ敵の爆撃機が東京の空の上を飛んでも

  その十字架をみて、落とすのを止めるようにとの願いです。

 

  

 

  カテドラルの中は、この通り半世紀を過ぎても色あせない

  空間であり、様々な色に変わるライトアップや、

  プロジェクション・マッピングで幻想的な空間になります。

 

  信者でなくてもここで結婚式をあげたいというカップルが多い

  この教会のとなりには、「椿山荘ホテル」があるのですが。

 

  また、この中には有名なパイプオルガンがあり、音響に優れて

  松任谷由実がその演奏を自曲に組み入れました。

  彼女が14歳の頃の曲だった・・あの曲

 

      荒井由実 - 翳りゆく部屋


 ◆12月8日という日について

 

 

 東京カテドラルの駐車場には、「ルルド」があるので・・高校生の女の子たちもパワースポットとして色々なお願いをしています。

 

 彼らにルルドの前につれてゆきたいです。ルルドはフランスの小さな街ですが、聖母が出現した土地です。

 

 ルルドで14歳の聖ベルナルデッタという少女の前ご出現になったマリアは、ご自分を「無原罪の御宿り」と言われました。

 

 この日12月8日というのは特別な日であり、クリスマスの前の・・聖母マリアの大切な祝日「無原罪の御宿り」の祝日に当たります

 

 日本という国は、ヨーロッパの国からは「聖マリアの国」と呼ばれています。日本にいるとピンと来ないかも知れませんが

 

 スペインやイタリアのカトリック色が熱い国の教会に旅行いったりした時など、修道者とその話題でよく盛り上がったりします。

 

 ヨーロッパの国からは、日本は「原爆、平和」というキーワードから、「聖マリアの国」という連想が自然と起こります。

 

 

 日本人は、カトリック信者が少ないので日本=マリアの国というイメージはつきにくいかも知れません。

 

 日本が真珠湾攻撃と機をいつにして米英に宣戦布告し、太平洋戦争が始まったのは、1941年12月8日。

 

 カトリック教会では、12月8日は、聖母マリアが、その母聖アンナの胎内に宿ったことを記念する「無原罪の聖マリアの祝日」で、

 

 盛大に祝われます。カトリック国では学校や会社・商店は休みとなります。

 

 

 太平洋戦争が終わったのは、1945年8月15日。

 

 この日は、前述のとおり、「聖母マリアの被昇天の祭日」で、これまたカトリック国では、国民の祭日として仕事は休み。

 

 フランダースの犬のネロとパトラッシュが、ルーベンスの絵「キリストのを見て二人仲良く天国に登っていきました。

 

 この二枚ですね。 昇ると降りるという時間の流れが・・この絵がある「アントワープ聖母大聖堂」に流れています。

 

 教会では左右にレイアウトしているからです。 

 

 

 

キリスト昇架

キリスト降架


   この二枚絵の見てから、息を引き取り・・・このアントワープ聖母大聖堂の天井にもう一枚の絵である・・それもルーベンス!

 

   「マリアの被昇天」の中に、 二人の魂は吸い込まれていったという物語でした。フランダースの犬は。

 

    天井は、このようになっています。 天国に登ってゆくアングルで「ルーベンス」が描いています。

 

それからも もうひとつ!日本と聖母の関係が深い日付は、 9月8日、そして2月11日、8月15日

 

そしてサンフランシスコ講和条約が、サンフランシスコで調印されたのは、1951年9月8日。

この日は、「聖母マリア」の誕生日に当たります。

 

さらに日本で建国記念を祝う2月11日は、「ルルドの聖母の祝日」となっています。

 

思えば、フランシスコ・ザビエルが日本の上陸したのが、8月15日!   上記天井の絵である「マリア被昇天の祝日」でした。

 

フランシスコ・ザビエル司祭は、来日の日にちの歴史的偶然によって、日本を聖母マリアに捧げたと言われています。

 

カトリック諸国の話ですが。 日本はお盆の真っ盛りでした(笑)

 

 

 


そして、美術館 in UENO

 

 

 私は、暇があれば上野の美術館に足を運んでいるのですが(帰りに上野の安酒を飲むのがスキで)

 

 今回のブログのテーマでもそうですが、何を彼らに見せるのか?悩んでいます。

 

    

国立西洋美術館《常設館》

 

      この2つの絵は、入館料500円で入れる松方財閥のコレクションです。本当にドトールのようの感覚で

      上野にいくときはは、この絵の前で立って色々なことを考えます。

 

      左の絵は、今 隣の「特別展」の会場に行っている

             ルーベンスです。結構移動しています。         ⇒ ルーベンス展ーバロックの誕生

 

      右の絵は、カルロ・ドイチの「悲しみの聖母」です。    


上野のルーベンス展か?  汐留のルオー展か?

 

  上野のルーベンスは、みたい絵がゴロゴロしているので行きたいのですが

 

  今シーズン 一度いった「ジョルジュ・ルオー展」に、もう一度いきたいのです。(←リンクはその時のブログ記事)

 

  ともにカトリック色が強いので 彼に・・亡くなった母のルーツに触れて欲しいです。

 

  隣には、その母の兄弟であるおばさんもいるので、 

 

  その兄弟二人で・・悪い道から戻ってきた息子を優しく包みこんで欲しいです。

 

  



 

 

 

・・・・

 

ブログを書いているうちに、どちらにいくか心が決まりました。

 

本人たちの希望を聞けばいんです。

 

 

 

それと・・

 

彼のように孤独に悩んでいる方へ。

 

これは私が好きな言葉なのですが、ショーペンハウアー(独)の言葉です。

 

「孤独は、優れた精神の持ち主の運命である。」

 

 

 

もうひとつ!

 

「私達は、他人と同じようになろうとして、自分の4分の3を失ってしまう。」

 

 

一人ぼっちで、他の人のようになろうとしている人は、たくさんいるのでしょうね。 そのまま自分を大切に!