DHEAサプリ・セービング周期

DHEAサプリの飲み方を工夫しなければいけない人もいます。

 

D3の内診にすでに大きな卵胞が、「ボン!!」と育ってきてしてしまっている方です。

 上のイラストは、高温期の卵胞の表面の細胞膜(莢膜細胞)です。

アンドロゲン受容体に、DHEAが結合する少し前の瞬間の絵です。

 

PCOやPCOSの方は、DHEAサプリを飲む人がいらっしゃらないでしょう。

結合するとE2が動き始めるからですね。

 

 

 

 

では・・高齢の妊活中の方は、DHEAの濃度が低い方が多いので飲んでる方は少なくないと思います。

飲み方を考えてますか?

自分の今の周期の状態に合わせて、飲み方は変える工夫が必要です。

 

 

 

 

 

先程、E2が動き始めると言いましたが

 前周期の高温期にE2を伸ばす原因が潜んでいる原因がある方がいらっしゃいます。

E2に転嫁されるアンドロゲン(男性ホルモン)が活性化してくるのを、DHEAは後押します

前周期の高温期には飲まなくしたり量を低温期より減らしたり

工夫したりするといいと思います。

 その後にやってくるDay1にも卵胞の大きさが影響を及ぼすからです。

 

 

 

 

DHEAだけでなく、ピルやP4製剤の男性ホルモンとの相性によっては、短期間ならば問題なくても

長期間の連続使用も同様です。

年齢の高い卵巣機能が落ちた方は、本来のピルの目的とは真逆ことが起こることも珍しくないからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

【DHEAの個人輸入の制限】

 

年齢が高い方は、DHEAを飲んでおられる方も多いですが、

個人輸入に制限がかかったことをご存知でない方へ。

 

 

 

今年の1月1日から、日本では

DHEA等25項目のスマートサプリの個人輸入に規制が入りました。

                    ↑ 厚労省からの通達

 

海外からの入国者が国内滞在中の自己の治療の為に携帯して輸入する場合を除いて

、数量に関わらず、予め医師により薬監証明の交付を受けない限り

一般の個人による輸入はできなくなりました。薬剤師も不可です。

 

 

 

 

【年齢が高い方は卵胞の膜が硬い・ 卵子の膜が硬い・卵巣の表面が硬い】

 

FSHというホルモンは、卵胞を育てるホルモンです。

一方

LHというホルモンは、卵子を成熟させるラインに乗せてゆくホルモンです。

排卵を促すホルモンと一般的に言われいるので、額面通りに受け取って

しまうと結果だけをみてしまい、そのプロセスを見ることを逸してしまいますね。

 

 

 

大切な「つかみ」なので、もう一度言いますが

LHというホルモンは、卵子を成熟させつつ・・黄体化の準備をするホルモンです。

 

 

 

 

【高齢の女性は、男性ホルモンが多くなる】

 

これは聞いたことがあると思います。

閉経が近づいてくると、D3のLHも高くなってゆきます。

その時・・

卵巣は硬くなり、

卵胞の外の膜(莢膜細胞)も硬くなる。

そして、卵子も膜も硬くなります。

すべて、LHというホルモンにさらされ過ぎてしまっているからです。

これが、高齢での妊娠が難しくなる原因の一つです。

 

硬い・・ということ。

 

【LHというホルモンは、卵胞のどこに影響するのだろうか?】

 

 

D8あたりでしょうか?採卵がD12だったとしたら。

 

でも、みな生理周期と卵胞の成長サイクルが一致している訳でもないので

どうしてもズレてきてしまう人もいます。

 

 

【正常の方】  一致している

 

              〈   生理   周期     〉

              〈   卵胞の成長サイクル   〉     

 

 

【ズレた方】 ズレている、高温期から卵が育ってくる

 

              〈   生理   周期   〉

       〈   卵胞の成長サイクル   〉             ズ

 

D3の内診にすでに大きな卵胞が育ってきてしてしまっている方は

前周期の高温期にE2を伸ばす原因が潜んでいるので、

E2に転嫁されるアンドロゲン(男性ホルモン)が活性化しているのは間違いないので

 

それを後押しするようなDHEAは、その高温期には飲まないという工夫・戦略も有効です。

 

 

 

 

 

このように

前周期の高温期において男性ホルモンであるアンドロゲンが多く分泌されていると色々と不具合が出てきます。

前周期で使われるピルのP4成分やP4製剤に特徴によっても、不具合が出てくる可能性があります。

 

 

 

 

 

でも一番怖いのは・・薬を上手く使わないと

男性ホルモンばかりが卵巣の外の膜に溜まってきて、卵巣の膜が厚くなる(=線維化)ことです。

 

 

長い間、LHのシャワーを浴びせられて、アンドロゲン優位になってゆくとこのように硬くなります。

 

 

 

 

LHで硬くなる「卵胞の膜」

LHで硬くなる「卵子の膜」

LHで硬くなる「卵巣の表面の膜」

 

 

硬いというのは、本当に良くないものです。 これが人間の妊娠を難しくしている理由の一つでもあります。