体外受精で採卵20回以上の世界・・正常胚獲得の為の・・勝利の方程式

 

今回のテーマは

 

「体外受精で採卵20回以上の世界・・正常胚獲得の為の・・勝利の方程式」

 

さて・・当社のメンバーさまで

Conferenceを受けている方は、なんとなく自分の排卵クセを掴んでいるとと思います。

 

 

 

「排卵のクセ」って具体的にはなんでしょうか?

 

 

私とのメールで数値の話をやりとりしている方は、私が例にあげる「例え話」を

聞いてざっくりと自分の排卵のクセのイメージを掴んでいる方が多いですよね。

 

 

 

 

 

●周期によって変動する排卵のくせ。

  具体的には、E2の上昇のクセ(肝臓のレスポンス次第)

 

 

●薬剤によるアクセル(+)とブレーキ(-)のクセ

 

 

●トリガー(++)またはブースト(+++)のクセ

 

 

 

ここまでは実際に卵胞が見えてから排卵誘発をスタートする「START★UP」の話なので、

そのラインまで持ってくるのが難しく訳です。

START☆UP前のSetttingで・・いい採卵が出来るのかそうでもないのか?分水嶺になります。

 

勘違いしても欲しくないのは・・ここまで持ってくるのが難しい方の記事です。

 

 

 

D3基礎値で全てがわかるというような簡単な話ではないです。 過去の採卵の成功プロコトルから前倒しにしてきて

 

逆算して・・その方のベストの「START★UP」のラインというのシビアです。

 

 

 

①高FSH下~高地ラリー★レース

②ゴルフ・スィング

③ Wave Riding


 

 

 

 

これを

① 「ラリー★レース」で表現されたホルモンバランスで説明をうけるメンバー様もいれば・・

 

②  ある人は・・

          「ゴルフのスィング」

 

③  またある人は・・

          「サーフィンのWave riding」

 

 

 

手をかえ品を変えて・・「自分にあった排卵誘発(COH)」を掴むことを伝えています。

 

 

それが分析(ARTConference)になるのですが・・

 

分析だけでなにかが大きくかわると思う人は、うちのクライアントさんにはあまりいません。

そうした方たちは、自分なりにも数多い採卵の分析をしている人が多いので、他の視点から客観的な意見が欲しいわけです。

 

分析の先にあるものは何でしょうか?!

 

 

それは・・行動です。 

分析の先にある「行動」によってのみ 変化が出てきます。それは・・・?

 

 

今まで停滞したものがエンジンが蘇り・・スパートをかけてゆく「火」を吹きます。

クルマのマフラーからのバックファイヤーの「火」を放ちながら「スパート」をかけてゆきます。

 

 

なぜ?分析だけで勝負が決まらないのかというと・・そしていきなり「行動」というのも有りえません。

 

「分析」と「行動」の間にあるもの・・・「Planning」を考えている人が多いからですね。

 

 

【具体的には】

 

① 主治医の先生からのオファーを貰える為の話の持っていきかた。

② 逆に・・自分からリクエストの持っていきかた。その根拠の魅せ方。

 

つまり

そのライン取り(話の組み立て方)が大事になる訳です。そこが患者力と空気の読みです。

 

頭でっかちな方は、主治医との会話の中で、その空氣の読み方がよくわかっていないのです。

医師に嫌われる典型的なパターンに陥るのを既に経験されている方も少なくはないと思います。

 

 

 

でも上手な方は 空氣を読むのがとてもうまい!話していい主治医と、

込み入った話までを・・話してはいけない医者の見極めを肌で感じることができます。 本来持っているチカラでしょうか?

そうじゃないです。質問力がうまいのです

 

 

 

これらを(1)(2)(3)の例で掴んでいる方が多い訳です。

 

うちは難治性の方や高齢の方がが多いけど、

そのチューブ(停滞)から抜け出す方が多い理由は

みなさんがサポートを受けながら数値をみれるチカラが養われているから。

 

 

 

 

 

広い知識はいらないけど、自分のカラダと自分のクリニックでのパターンを

把握しているからだと思います。

専門的な知識やロジックはよくわからないけど・・ここは外さないよね?と

いう要所要所は、患者さん自身が直感で抑えまくっているような。

 

 

 

 

特にE2上昇のクセはクリニック以外の別の検査でわかることが多いです。

そういうことは、クリニックでは教えてはくれません。

時間的にも管理面でも無理だからです。

でも! そうしたことを知っているかたたちが抜け出しています。

 

 

 

 

(1)(2)(3)も・・実はある共通点があります。

 

 

それは・・・??

 

 

 

スタートする時のセッティングです。

 

 

 

それが乱れた時の予想です。自分のカラダの反応を予想するチカラが

排卵誘発と正常胚獲得の厳しいラリーレースを勝ち取るノウハウかも

しれません。 

 

 

 

 

 

 

 

その周期にあわせた排卵誘発なのでこんな「ワンちゃん」が

レースコースに飛び出してくる時もあります。


南米アルゼンチン高地ラリー★レースは・・ドライバーだけは勝てません。となりにナビが絶対に必要になります。

時速200kmで走るということは、コーナーを曲がる時には時速150kmのハンドル裁きが必要になる世界です。

ミスをすれば、写真のように絶壁のが口をあけて待っています。 ガードレールもないところ多いです。

 

 

◎ドライバーは主治医です。

 

◎その助手席に乗っているがナビであるあなたです。

 ただの体重の重い乗客(=Weight)ではないです。

 

 

ドライバーは、ナビからの的確な情報(正常胚獲得でうまくいったケース、

                   うまくいかなかったケースとその理由と状況)を耳元に囁かれて・・

 

高FSH下という南米アルゼンチンの高地ラリー☆レースを

その空氣の薄いから「ダウンレギュレーション(FSH↓ LH↓)してき・・からクラッシュ(卵胞のアポトーシス)

することなく駆け降りてきて 比較的平地のSTART★UPまでもってくる。

 

 

そこから本番の START★UPになります。

エンジン特性をMAXまでもっていけるようにアクセル&ブレーキコントロールをしてゆきます。

 

体外で転院をしてから数回でうまくいく人は・・ここまでは必要ないかも知れません。

でも 年齢が高かったりすると、そのクリニックで合うCOHをドンピシャで見つけるまでは・・どうしても時間がかかります。

 

 

 

 


COHドライビング操作性

〈操作ツール〉

●アクセルとは排卵促進(+)

●ブレーキとは排卵制御(-)

 

その他に

■エンジンブレーキ(ナチュラルな排卵抑制なクロミの2段ロケット)

■サイドブレーキ(各種アンタゴニスト製剤のブレーキONとブレーキOFF)

■ブースト(=トリガー)

■ギヤ選択(=薬剤選択 FSH製剤/HMG製剤 量とタイミング)

 

 

 〈視覚に入ってくるInformation

そしてドライバーが目を落とすInformationは、メーター類です。

 

◆スピードメーター(=FSH濃度)

◆タコメーター  (=LH濃度)

◆バックミラーに映るE2の上昇

◆フロントガラスに現れてくる卵胞の発現

 

◆エンジンオイルというビタミン選択やevidenceの高いサプリメントノウハウ

 

 

 

 


そして・・このレースでお約束の障害物

◎レースの道のふらりと紛れ込んでくる小動物 野生のワンちゃんなど

 ・LUF

 ・早発LHサージ

 ・早期黄体化

 などを、引かないようにワンちゃんたちをぜんぶクリアしてゆく・・・。

 

 

このような感じで、

ドライバーとナビは南米アルゼンチンの高地ラリー☆レースをしています。

 

体外受精で採卵20回から上の世界の「勝利の方程式」の話でした。

 

 

P.S.

 

いつでも RRE// ART Conferenceを開放してます。

 

まずは 分析をしたい方にいいたことは一つ!

 

 

現実をかえたければ・・現実を知ること。

 

自分の目で直視すること。

 

最短の近道は、いつも現実が教えてくれます

 

それに気づく人と気がつかない人がいるだけです。