体外受精の成功は、ダムの放流と似ている。いきなり来る

PIOARTでは、たくさんの方たちの誘発と移植をモニタリングをさせて頂いています。

 

そうすると・・ 色々なモノが見えてくるので

 

クライアントさんたちには それを伝えています。

 

体外受精の成功というのは・・・ダムの水位が増してきて

 

壁の向こう側(下流域側)から そのダムの放流の扉を待つようなものです。

 

体外受精の成功は、ダムの水量が十分に保たれた時の「放流の音」に似ていて・・・

 

それは、いきなり! ドーン!!と来る

 

 

 

少し 視点を上にもっていって 向こう側のダムの水位がぼんやりとわかると

 

モチベーションがかなり上がります。

 

薬剤の反応の変化を通して・・ 体質が戻ってくるあの感覚。

 

そうした直観を口にする方は少なくないです。

 

ホルモンと エコー(卵胞径と子宮内膜)の向こう側には・・

  

しっかりとそれを受け止める受容体が存在しています。

 

 

 

 

 

ホルモンと各種ホルモンの受容体は、鍵凸と 鍵穴凹の関係です。

 

それが結びついた時に

 

ホルモンは 受容体という遺伝子と結びつき・転写されてゆき・・そのホルモンのパワーがさく裂します。

 

 

このホルモンの受容体の動きを・・肌で理解すると クライアントさんたちは安心します。

 

それは・・ダムの放流が近づいているサインだからです。

 

 

 

 

 

 

人里はなれた小さなダムの放流  「心にダムはありますか?」 体外受精の成功の秘訣 PIOART
人里はなれた小さなダムの放流

このように・・ 今までダムの壁の手前にいた人たちは・・

 

「ゴゴぉ ゴゴぉ・・・ゴゴゴ・・・」という「音」を聴いた 次の瞬間に 写真のようなダムの放流を目にするでしょう。

 

 

 

 

 

ある人は

 

     今まで 採卵こそはできたが・・凍結できなかった人が、

     ほとばしる水しぶきを見る。

 

ある人は

 

     今まで胚盤胞までアタックしてもいつも 桑実胚や初期胚盤胞のステージで分割が停止していた人が、

     ほとばしる水しぶきを見る。

 

ある人は

 

     今まで やれる限りの検査( ERAや不育症対策やCE検査)をしても・・NGであり

     それは「卵の問題(=卵質)」だと入れれてグウのネもでなかった人が、

     ほとばしる水しぶきをみる。

 

そして・・また、ある人は

 

     いつも8週の壁が・・イスラエルの嘆きの壁のように立ちはだかり それを来れられなかった人が、

     今までとはあきらかに「手ごたえ」が違う状態で・・ 

 

     ほとばしる水しぶきをみる。

 

 

 

体外受精の妊活は・・根性論だけはどうにもならないのです。

 

     そして いわゆる「質」と呼ばれるもの・・・ 「体質」そして「卵質」というのは 

 

     それは、受容体(=レセプター)と呼ばれる遺伝子の発現パターンです。

     それは変えることができるのです。 

 

     質を変えるために・・・

    

     「何を食べたらいいのか?」「どんなサプリが有効なのか?」

     数値をモニタリングしているのに・・ だんだん数値が悪くなっていくような気がする。

     時間がどんなにかかってもいいから自然周期モードの方がいいのではないか?

     そんな紆余曲折をしながら年を重ねてしまう人が決して少なくはないと思います。

 

     そんな方は まず 「今」を分析することがいいと思います。 ここはそういうところです。

     「分析」の向こうにはぼんやりと「道」が浮かび上がってきます。

    

     他の人からみるとただの獣道や雑草の塊にみえるかもしれませんが、

     受容体の発現のクセを知る人になれば

     それがあきらかに道であることがわかるでしょう。

 

     そしたら・・ その先のダムの向こうから「水の音」がゴゴ、ゴぉ・・・と聞こえてくる日は近いのです。

 

 

 

   自分のダムを大切にしましょう。

 

   余所さまのダムと比較しない。

 

   

   静まり返った水面のように・・淡々と治療をしましょう。

 

 

       あの轟音はきっと聞こえてくる。

 

                   PIOART 福島