医師とのコミュニケーションをとるには「話し手責任」の思考が必要。【胚凍結や着床一番の近道は何?】

 

 

これはある患者さんの言葉でした。 誰に対してかというと主治医に対しての思い。

 

お盆も休みなく仕事をしています。

ライフワークなので 仕事と趣味の境界線をグレーどころか?一緒にしています。

 

こうした人たちって、私の周りには多いです「。類とも」というものかも知れません。

 

もうお盆ですね。先日・・患者さんが面白いことを言っていました。

「STAY HOME」とか・・「GO TO 云々」とか私たちは「犬」じゃないと。納得です。

 

コロナ対策は、一方通行なのでおかしくなってしまうのだと思います。

 

海外の日本人で採卵・移植に日本に来る患者さんたちが少なくないので・・

患者さんたちの内診で医師と話すときの話の持っていきかたやスタイルにはそれぞれ

特徴があるので聞いていて面白いです。

 

少し この間 conferenceの中で話してことを書きますね(笑)

 

【話し手責任と聞き手責任】

一言でいうと・・話し手責任のスキルの重要さです。

海外の日本人は、自然とこれを身につけている。

 

「話し手責任」と真逆の概念としては「聞き手責任」というものがあります。

これは、日本の社会や日本の医療とくにART(体外受精)の内診で非常に多いです。

 

一言にいうと・・「空気を読め」とか「あとは自分で調べてね」というところで内診が終わってしまう現実。

 

これが行われるとどうなるか?皆様ならばよくわかっていると思います。

「・・・・  」 

そう その通りです。

「自分の治療がラインに乗っているのか?外れてきているのか?わからなくなってしまう」

時間だけが、まるで砂時計のようにサラサラと流れゆく。

 

 

【聞き手責任とは・・?】

英語圏では全く通用しない概念であり、日本に多いのですが

医者と患者と関係で書くと理解しやすいと思います。

 

医者が患者さんの皆様に何かを話して、それが理解できなければ それは患者が悪いという考え方。

だから そうならない為に必要以外のことはしゃべらない。詳しい説明もしない。

考えと行動がしっかりと一致しています。ある意味・・「筋」が通っているのかも知れません。

 

もう一度 私の作成したバナーをUPしますね。

 

 

一回 あたりのコストがドカン!!とクレジットカードに響く患者さんの懸念の想いです。

 

<原因解釈>

  話し手が一(いち)言えば、聞き手は十(じゅう)を聞いて悟るのが当たり前。

 

  要は そんなのは「当たり前だ」

 思われているのが日本社会。

 空気を読めと。

 

 

【話し手責任とは・・?】

  こちらが多民族がいる海外のスタンダードです。

  英語圏もっと遡れば「ラテン語」に通じるので、フランス語でもドイツ語でも同じ。

  日本の当たり前田のクラッカー(昭和ジョークですみません)「聞き手責任」とは

  まるで逆。

 

  意味は・・

  私が言ったことが皆さんに理解できなければ、私=話し手(ここではドクター)が

  すべて悪い。

  つまり、話し手は言葉(=言)を尽くして相手を納得させてなんぼの世界。

 

  ラテン語の構成 SV  (主語と動詞)で結論を先にいい。そのあとにすぐに

  根拠を言い、さらに事例を出して説得してゆくコミュニケ―ション文化。

 

【医師とのコミュニケーションのベース】

  

  うちのクライアントさんたちは、比較的 話し手責任を重んじるドクターとなるべく会うように

  しているので、主治医に感謝をしている方が多いのですが・・

  そうじゃない人もいます。 そうした方たちは苦労しているので私は彼女たちにツールを

  作ってあげています。(下記に後述)

 

  それは頭の回転が良すぎる人に多い気がします。

  つまり 自分の言いたいことだけを主治医に話しまくって 

  相手を置いてきぼりにしてしまうような。

 

  彼女たちには何をどう医者に具体的に質問すればいいのか?そのタイミングは?とかも

  全部レクチャーしています。

 

  相手を聞くにさせる下地つくりができていないので、結論とニーズだけをボン!と

  口にしたら

  医療現場とくにART(体外受精)の世界はダメです。

  「あ!!!!ぁ  面倒くさい患者」と思われてカルテにかわいい付箋に大きな文字◎◎と

  書かれてしまいます」 

  そして 長い目でみると 思い切り患者として損をすることになります。

 

  言葉も自分の頭に描いているような専門医療用語ではなくて、医師からみて患者らしい

  医師が好みそうな言葉に翻訳することも具体的に教えています。

  特に 他院での常識は、その患者の通院している常識なのか?と

  疑問を自分になげることも大事です。

 

【バベルの塔】  神の怒りを買って・・ 言語と論理はバラバラにされてしまった。

   

 

   これはブリューゲルの「バベルの塔」です。

   旧約聖書にも出てくる「バベルの塔」ですね(笑)  「創世記」11章。

   昔 人々は 同じ言語を話していたそうで・・バベルの塔を作った人間に対して

   神様が怒って

   民族によって 話す言葉も書くこ言葉も・・言語も論理もバラバラにされてしまった

   という話です。

 

 

   聖書は宗教書でもなくて 歴史書であるので そこから何かを学ぶべきかなと思います。

  

   赤ちゃんが欲しいのは当たり前なのだから 言葉と論理が乱れていたら

   相手にそれを求めるのではなく、自分から努力しろと。

   このバベルのことは人間の私たちに

   教えてくれているような気もします。

   人に何かを伝える時は、

   ロジックと相手の感情(こちらの話を聞く体制になっているか?)を

   考えないと 全く伝わらなくなってしまった。

 

 

【オススメのツール】

   これは うちの患者さんたちが conferenceを受ける前に

   患者さん自身が、自分の状況を把握してもらうための・・

   ドクターとロジカルに話すためのツール。

 「STORY TELLING」

 

   現実に起こっている状況とその原因を自分で考えてもらい

   さらに理想と その理想に近づくための解決探求をそれぞれ

   

   バーっと箇条書きにして患者さん自身が自分の治療の今をみて

   項目の一番右にある「Nest Step」(行動すべきことは?)を考えるシートです。

 

   最後に、仮のテーマを書きなおす。 書いているうちに 

   本当のテーマがわかってくるからです。

   そして一番最後に 「summary(=要約)」を書く。

 

   画像が小さいのでよくわからないと思うので

    左から右への全てタイムテーブルです。 時間軸にそっている。

   ◆ Info :基礎情報

   ◆ Reality: 今起こっている現実

           例:前回の採卵で顆粒膜細胞が全部喪失していて採卵できなかった。

             WASH かけても卵胞壁に 卵子がへばりついて採れなかった。

 

             とか

             移植の人は・・ 数値の動きと薬剤の種類と期間のプロコトルで全く

             着床すらせずに 妊娠判定は完全陰性だったとか。

 

   ◆ Cause: 原因

           上記の現実が起こった原因は 自分ではなんだと思っているか?

 

   記の二つがパックで・・「現実とその原因」を示します。

   一方 つぎの二つもパックで・・・「求める理想とそのに至る解決ルート」

   示します。

 

   ◆ Solution Search  :解決探求

                           原因と理想をつなげる解決探求のこと

              ここも患者さん自身にも考えてもらうことが大事。

 

              私が ガンガン それに加えてゆくのがconferenceの目的です。

              それは 解決の事例を並べるに過ぎないでしょう。

              これから 知ったことを どのように主治医とコミュニケーションで

              伝えてゆくか?

             自分の頭と意思で 選んでゆくのが一番納得できる治療となるでしょう。

 

   ◆ Your Idea    理想

            これは 今の難題の「現実」から この「理想」に飛ぶにはどうするか?

            GOALを示します。

            うちの患者さんだと漠然に「妊娠したい」という人は誰もいないです。

            もっと目標が細分化されている。

            分業もされており

            この件は  一本のクリニックだけではなく同時に

            複数のクリニックを走らせてゆく。

 

   Next Step: 行動すべきことは?

            ここが一番大事でしょう。

            でも そこに行ったときに 

            何をどう話すか?主治医とどう進めてゆくのか? 

            今まで書いてきたものが

            頭の中に入っていないと話せないでしょう。

  

 

 

患者によっては、自分でエクセルの表にして

自分の思考を整理している方もいます。

 

どうつかうか? すべてはあなた自身です。

 

ちなみ これは お金や愛憎で夫婦喧嘩をして落としどころを探るときにも使えますし色々と

使い勝手はいいと評判です。

 

 

【一番大切で難しい点】

上の絵の blueの矢印でしょうか「->>」

 

今おこっている現実とその原因を、未来につなげるには

現実と原因の考察したときに、「本質(=エッセンシャル)」を抜き出すこと。

そして 取り出した本質から 「未来」につなげるためにどのように(=HOW)、なぜ(=WHY)と

イマジネーションをフルにつかって転用すること。

 

ここをサポートするのがこの相談室です。

 

考えてみると当たり前なのですが

現実から未来には一機に飛ぶには 難しいのがARTの世界。情報がたりないことあったり

それを医師にどう伝えると効果的なの一人で考えると難しい。

 

そして ずるずると現実の「現状維持」「様子見」になってしまう。

当然 何をすべきかもわからずに、 それに優先順位すらもつけられなくなる。

 

 

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