このサイトに御訪問して頂きまして、誠にありがとうございます。 相談室長(代表)の福島正幸と申します。
【現在】
2018年 8月にこちらの小さな銀座相談室をOPENさせて頂きました。
東京中央区の銀座で、胚培養士、生殖心理士による体外受精の戦略相談室をしております。
創業は10年前になります。2008年の創業から10年間で延べ2万1千人の方をみてきました。
卵質は、排卵誘発方法と培養によって変わってしまうので、患者さんが積極的に医療に参加してゆく姿勢を持つことは
日本ではとても大事だと思います。 海外から日本の医療機関に来られている私のクライアントさんたちを見ても
クライアントさんの医師との関わり方においても、温度差を感じると皆様がおっしゃいます。
大学病院での培養士経験と、中医学診療所での経験とでアメリカにあるような「統合医療」をアメリカ・ニュージャージーに住む知人(薬剤師、統合医療研究者)の協力を得ながら、アメリカの医療業界では当たり前の「Patient Empowerment(患者力)」の大切さを
伝えています。
培養士時代も「患者力」が足りなくてで損をしている患者さんも見てきました。
同じく、中医学診療所でも、同様でした。
ー Dr.との会話で損をしている人が多い ー
ずっとそう思ってきました。
お金もかかり、気持ちにも負担がかかります。
患者力を上げることで同じ治療を受けるにもアウトカム(結果が)が大きく変わってきます。
【過去】
1996年から地方の大学病院(自治医大)で培養士として、ART医療の劇的な進歩を幸運にも体験させて頂きました。
受精卵を凍結する技術がまだ安定していなくて、顕微受精もマンパワーが今の時代よりももっと差がある時代でした。
培養技術も試行錯誤の時代でしたが、生殖医療のいろはと患者さんの真摯な気持ちを学ばさせて頂きました。
また、カトリック信者でもあったので「創造論」を信じて、そして受精卵を「細胞」ではなく「生命」として扱ってきたつもりです。
その後に、精神病の妹の入院費の為に、営業畑に転職しました。都内の大きなフランチャイズパッケージの販売会社でした。
全国を飛び回っていました。出張族でした。
とてもハードな仕事だったので、自分もカラダを壊して、そして小さなクリニックで技師さんの仕事をした後に
結婚を気にさいたまの中医学の先生(渡辺哲明氏)とコラボレイトをさせて頂きました。
そこはキャリア40年のベテランの鍼灸の先生の治療院でした。今までの医療とはスタンスが違う中医学を学ばせてもらいました。
自分の中で、ART(高度生殖医療)と歴史のある中医学や漢方やヨガ等の双方の歯車が噛み合いました。
不思議なもので、そうしたARTと中医学や漢方の統合を考えていると・・人との出会いがあり・・
アメリカ・ニュージャージーに本社をもつメディサプリの年配の知人(薬剤師)と偶然患者さんを通して知り合いました。
彼は、アメリカの生殖医療業界のメディカルサプリ及び統合医療に精通してました。
アメリカの「統合医療」は日本とは比較にならないほどに発達しており、 そのスタイルをそのまま日本に輸入することは不可能だと
思いました。アメリカの患者さんは、幼い頃からの生活習慣の中で医療に対する「主体性」が確立しています。
その中で、ハーバード大学のアイゼンバーグ博士らの「アメリカにおける代替医療の利用率調査」により、
米国民の約1/3が代替医療(=CAM)を利用し、その利用者には高学歴、高所得者層の割合が多いと報告されたことから、
1992年、米国のNIH(National Institute of Health)に代替医療事務局である国立補完代替医療センター(NCCAM)が設置されて、
「統合医療」を、「従来の医学と、安全性と有効性について質の高いエビデンスが得られている相補・代替医療とを統合した療法」
と広まっていきました。
私が提唱している「患者力UPで、最高の医療を医師から引き出す患者なろう」というのも、
そうしたアメリカの「自ら主体性」を持つ患者さんの考え方からです。
『最短の道は、現実が教えてくれる』
「現実の分析」が全てのスタートになります
その失敗の分析の中に「宝」のようなヒントがあります。
ホルモン値の分析から、採卵&移植プロコトルを解析しながら
分子栄養学の観点からも「代替医療」をみてきました。
大学病院で胚培養士をして勤務していた時は、
「胚の分析とホルモン推移」を、
そして、
中医学の診療所の勤務の時は
分子栄養学の視点から・・
「着床同期と血流のリズム」を。
同時に、「遺伝子の発現」を専門機関にて研究して来ました。
このような経緯があって
体外受精のロスを防ぐために、 体外受精のData分析 と 個別カスマイズをしています。
ー 空砲・変性卵対策×着床不全対策) ー
着床前診断(PGT-A)、ERA(着床の窓)等 最新医療にも対応
【体外受精の相談という仕事をしようと思った動機】
私のARTカウンセラーとして創業は2008年3月26日です。
この日は・・・私にとって特別な日です。ある患者さんとの死別の日でした。
たった半年間のお付き合いの患者さんでした。一生を変える出会いが、そこにありました。
その患者さん(享年31才)プロのエレクトーン奏者が脳梗塞が再発して、帰天された日・・3月26日。
その方の思いは、皆様とおなじでお子様を求める思いがとても強かったですが、運命は思うようにはいきませんでした。
その方はお子様が大好きな方で、仕事で出会う子供たちにも我が子のように愛情たっぷりと注がれる方でした。
そして・・
赤ちゃんがどんなに欲しくても、今のカラダを治さないと妊娠期間(妊娠中の血管の問題)が自分のカラダを蝕んでしまうので
生みたくても産めないジレンマと戦っている人でした。
一度脳梗塞で大手術をしてカラダのリハビリをしながら、いつか子供が産めるからだになったらと夢を描いていたと思います。
その方が、いきなり脳梗塞を再発して入院中に病院から一本の電話をしてくれました。退院予定が出来たので「予約」の電話でした。
その予約は実現することがなかったです。 容体が急に悪化して亡くなってしまったからです。
亡くなった後に、
旦那さまが「妻の写真」を何枚かファイルにして、
わざわざ私のところに持ってきてくれました。
「ここの鍼灸院が好きだと
妻がいつも楽しそうに話していたから・・・
(子供がいないので)妻がこの街カワゴエで
生きた証にこれを貰って下さい」
旦那さまはそう言って、帰ってゆきました。
なかなか患者さんが気が付かない
「体外受精のロス」を防ぎたいという思いを
いつも持っています。
本来、妊娠できる方が・・
医療知識と患者力の不足から
カラダの変化に気がつかないままに
治療を終えてゆく方を一人でも
減らしたいだけです。
「受胎告知」
フラ・アンジェリコ作(初期のルネッサンス期)
左の男女は、アダムとイブです。
禁断のリンゴを食べて・・
女性は、産みの苦しみを背負い
男性は、一生懸命に働かなければならない宿命を負いました。
そして土に還ってゆく。
体外受精のデータ分析をして「ロス」を防ぎたい
その人その人に・・detailingを通してカスタマイズします。
銀座PIOART相談室
― 会員制ART医療サービス ―
〒104-0061 中央区銀座2丁目14-15 アヴァンティーク銀座2丁目弐番館 801号室
【アクセス】
東銀座駅(日比谷線・都営浅草線) 徒歩3分
A7 出口
銀座1丁目駅(有楽町線) 徒歩5分
A11 出口
銀座駅(日比谷線・銀座線・丸の内線)徒歩6分
A12 出口
【公式HP】 https://www.pio-art-counseling.com/
【公式ブログ】 blog-smiling
【アメブロ】 銀座PIO-ART(体外受精) 相談室BLOG
【営業時間】 11:00~20:30 【定休日】 日曜日
10年間で延べ2万1千人の臨床相談数《IVF》
ー 体外受精コーディネーター(培養士・生殖心理士)による実践的な相談 ー
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