実際の体外受精Clinicの組織図

これから体外受精を始める方へ

 

 ARTクリニックの組織図をお伝えします。

 クリニック選びをする際に、各クリニックのサイトにみても何がどう違うのか?よくわからないと思います。

 

 特に組織図には各クリニックの特徴がでます。

 相談窓口がどうなっているのか?

 

 事前説明会があるクリニックならば、そこで聞けばいいですが

 専門的な質問ばかり出てくるクリニックも珍しくはないです。 慎重に皆様は選ぶからです。

 

 こういう話を聞いたことがありますか?

 「実際に通ってみないと、本当のところがわからない」と。

 

 またHPに書いてあることが、実際と違うことも良くあることです。

 特に相談窓口の相談のしやすさは事前に確認しておいてもいいと思います。

 

 【チェック項目】

 

   先生に質問したいことがある時は、質問箱は設置しているか?

 

   先生に質問できなかった時に、身近な看護婦さんを捕まえて質問できるか?(バタバタしていて捕まえられない場合も有り)

 

   培養士との「胚(受精卵)の説明」の会話は電話のみか? 別の場を設けて対面にて相談できるか?

 

   体外受精コーディネーターをART専門の看護師が併用しているところが多いのですが

    初回の説明以外にも、相談できる機会があるか?

 

   心理カウンセラーを設置しているところは、週に何日くらい来ているか?

     (常勤で心理カウンセラーを設置しているところは、とても少ない為)

 

   相談する窓口が、先生のみになってしまっているか?

     (心理面を一番把握してるのは先生になるので、情報をここで一元化する考えに基づくクリニックもあります。)

 

  以上、6つチェック項目は覚えていて損はないと思います。

 

    治療が進むにつれて、疑問がより具体的になるからです。

    相談する窓口がスムーズで明確でないと、全ての疑問をネットで解決することになり 

    特にビギナーだと正しい情報に辿りつけなくなります。

 

    また公共機関に「体外受精の相談室」を設置している地域にお住みになられている方は

    ざっくりとした情報を、そこで収集してから、クリニック選びスタートさせるのもいいです。

    皆様が欲しいと思うのは中立的な「生きた生の情報」ですから、知人の口コミと併用するのがいいと思います。

 

    クリニック選びは、最初の大切な戦略になります。

 

 


 それでは具体的に組織図を見てみましょう。

 体外受精のビギナーの方は、 この図を見て、全てのクリニックがこの陣営で構成されている思う方もいると思いますが

 これは理想図なので、ここから1つ2つと削られてゆきます。

 

  特に、この絵をみると医師が二、女性専門のDr.と男性専門のDr.が二人いると思う方もいると思いますが

  イラストでも軸を少しずらしたは、殆どが外部の男性不妊Dr.になり、常勤させているクリニックは少ないです。

 

 

  この図の中に、当社の「立ち位置」を書いてますが・・・

  ブルーの部分を、外部から通院する患者さんをサポートします。

  当相談室の働きは、元内部にいたスタッフの視点から、うまく循環させる仕事になります。

 

  特に 戦略を組むお手伝いは、内部にいると時間的にも組織的にも出来ないので外に立つシステムです。

 

 


用語説明

   ◆体外受精コーディネーター

            体外受精や顕微授精などのART(高度生殖医療)を受ける人・夫婦に対して、

            ARTに関する適切な情報提供活動を行い、最適の不妊治療を選択することができるように

            不妊カウンセリングやさまざまなケアをする人。

            クリニックでは実際は看護師や培養士などが兼務する場合が多い

 

 

◆不妊カウンセラー

          不妊で悩んでいる方へ、妊娠・出産や不妊に関する適切な情報提供活動を行い、

          不妊カップルが最適の不妊治療を選択することができるようにケアをする。

           クリニックでは、心理の専門家である「臨床心理士」などが兼務する場合が多い。

          臨床心理士も国家資格ではなく民間資格ですが、さまざま心理職が存在する為に

          2018年秋から国家資格の公認心理士という制度も生まれた。

 

 

◆胚培養士     エンブリオロジストとも呼ばれます。(embryoとは胚という意味)

          クリニックの心臓部であるラボ(=培養室)にいる。

          Dr.が採卵で体外に取り出した卵子や精子をケアして、受精した胚(受精卵)を作り育ててる人。

 

           

          体外の環境が、卵にとってストレスがないように見守る番人でもある。